3月9日土曜日、ほんぽーと新潟にてJAWSUG 新潟第3回、酒の陣特別会が開催されました。
午前中2時間だけみんなで発表をして、午後は酒の陣に行こうというイベントです。
本当の趣旨は勉強会なのか、企画に参加していながらも思ってしまう勉強会でしたね(笑)
今回のハイライトはJAWSUG フェスタ2019の基調講演をおこなったAWSエバンジェリストの亀田さんが来てくれて30分の講演をしていただいたことでした。
非常に面白い話を聞けたので、いくつか印象に残っているエピソードを紹介します
AWS は顧客の事をまず第一に考えるため商品を開発する際にまずリリースノートを書く
私は今回はじめて知りました。
お客様視点に立ってリリースノートを書くことをファーストステップとする。
そして 商品マニュアルを作り、Q&Aを先に作ると言う。
たしかにそれだとUX的に響く商品ができるのも納得です。
技術ありきではなく、曖昧な課題要求から抽出するでもなく、なにを解決したら喜ぶかを先に定義するというこの手法は非常に面白く感じました。
私は製造に関わる人間なので、今までは製品を作り終えてからマニュアルや、プレスリリースの準備をしていなかったということになりがちでした。
こういう手順を強制すれば、もっと良い体験を届けられる商品を作れるかも、と感心しました。
この内容についてのリンクを一つ紹介します。
面接、人事評価の14の軸の話
Amazonでは面接では「なぜ我が社に志望をしたのですか」という質問はされないそうです。
では何を聞かれるのかというと、Amazon Leadership Principlesの14の指標の項目のみなのです。
具体的にはお客様の目線に立ち、リーダーシップを持って、何に取り組んできたのかを聞かれるということです。
他の話も面白かったので、復習のためまとめます。
- 資料を作る際はPowerpointではなく、Word。理由はパワポ職人の作る資料は強い資料になるから、ブレを少なくするため。Wordでじっくり文章を読み込むのだそうだ。
- 年6000万のデプロイをする。例えば一つの方法としてブルー・グリーンデプロイを行い、10%を新環境に向ける事例があるそう。
- AWSも最初はデプロイ複雑化あるあるがあったらしい。
そういったAWSのカルチャーの話を半分と、それを支えるAWSのサービスの話が半分ぐらいの分量で講演いただきました。
技術勉強会では会社のカルチャー・方針って聞く機会が少ないので、新鮮に感じて非常に楽しかったです!
そのほかにも、2月にあったJAWSUG Festaの話、AWS課金の話と、Lightsailの話題などの話が繰り広げられました。
その中で、私もKinesis Firehoseについてのデモ動画を作り、発表しました
内容について
前回のS3のハンズオンに発表したKinesis Firehoseについて、もっと紹介したかったので5分のLTでデモをしました。
5分でやる内容ではなかったこと、忙しいタイミングだったため準備不足だったことが反省点です。
資料の作成方法について
自分のPCのスクリーンを動画で撮ってデモを作ったのは初めてでした。
自分のPCを持っていかない前提で発表を構築したので、動画デモスタイルを採用したのですが、やはり時間の調整が楽だったように思います。
あと、ひそかによくやったなと思っていることとして、何もアプリをインストールすることなく、Windows10の標準機能で全部作ったのでした。
具体的には「Win」+ Gで、ウィンドウキャプチャ(動画)を撮ることができます。
この動画を「フォト」アプリでトリミングして、いい場面を切り取って画面を作ります。
カット数が足りなかったり、ポーズを入れたほうが良い箇所もあったり、クオリティはだいぶ低かったですが、今後のためのいい経験になったと思います。
懇親会、酒の陣について
楽しかった!混んでた!
懇親したけど、懇親会とは!?
以上です(笑)
来年からは飲み放題じゃなくなるらしいですね。
それで混雑が減って美味しいお酒がお得に飲めるなら行きたいかなぁ。
5月頃初心者向けの会を新潟で企画しているそうです。